ザ・セルのリバイバル上映見てた　かなり久しぶりに見たけどやっぱりヘンテコな部分含めてかなり好きだな……（”分裂病”の扱いとかはかなり嘘だし倫理的にも良くないんだけど、25年前の作品ということを加味すると仕方がない部分もあるのかな……とも思う）

「異常とされる人、誰かを加害せずにはいられない人も好きでそうなってる訳じゃないし本人も救いを求めてるのでは？」っていう視点とか、全体的にマッチョ性を否定して”対話する事、受け入れる事”で物事を解決する事を願ってる節とかの感性が、好きなんだよな……（それはそれとしてフェティッシュに基づいて入れられてるであろう”暴”なシーンがわりとあるのも変に素朴というか素直すぎて好き　同監督の「白雪姫と鏡の女王」もわりと”暴”だったし……）

ビジュアルの強さもあって後半は母性VS父性みたいに見えてしまいそうな場面が続くけど、本質としては「力によって捩じ伏せることVS対話し、受け入れること」の対立軸で後者を支持する人の物語だよな〜と思う。
いかにもヒロインを救うヒーローっぽいポジションに置かれたピーターも、一番大切なシーンでやる事は「言葉で語りかける事」なところが好きなんだよな……（このへんは単に監督がパワータイプのヒロインが好きなだけかもしれないけど……）
映画館で落下の王国見るのもたのしみ　いつまで上映しててくれるかな……ﾊﾗﾊﾗ……
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