FF14に出てくるアイルーかわいすぎる
かわいすぎる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そんなわけで紅蓮のメインクエストまで一旦終わったので一旦この時点の感想まとめておこうかな~という感じです なんかこう……全体的に「大切なテーマを取り扱ってる章なのに味付けで損しててもったいなさすぎ」という印象だったかも……!!
▼以下クリックで折り畳み(ネタバレ多め)▼
紅蓮のリベレーター、「エオルゼアの各国が見て見ぬ振りをしてきたアラミゴ難民問題にちゃんと向き合う」って全体の大筋はすごくいいな~と思うんだけど、と、とにかくノイズが多すぎる~~~!!!
アラミゴもアジムステップもダークスキンな人が多数派の地域なのに、そこで”メインヒロイン”の役割を与えられるリセとシリナは露骨に白肌ガールなところに作り手の悪い手癖が出すぎててメチャクチャ引っ掛かってしまい…… 特にリセは旧FF14からの事情を加味すると仕方がない部分もあるんだろうけど、物語としては”外から来た白人の救世主”でしかない構図になっちゃってるのはかなり厳しい気持ちになりました メ・ナーゴとリセの二人で力を合わせてアラミゴの未来を開いていく、とかじゃ駄目だったのかな……
もともと新生編の時点でメインキャラ(特に女性)にダークスキンの人少ないなと思ってたけど、紅蓮で冒険の舞台が広がった事で更にそのへんが浮き彫りになってしまってるのがなんとも……(肌色の偏りはFF16でも指摘されてた部分だったし、結局14に期待しても仕方がない部分なのかな……)
これはデカすぎるナマズオに遭遇しておおはしゃぎしている自PC(箸休め)
あとこれは新生の後半からずっと思ってるけど、このゲーム悪役の人間キャラを過剰にデフォルメしすぎな事が多いなと思う メインクエストで出てくるモブの帝国兵とか、子供向け作品でも見かけないくらい露骨に「この人はとっても悪くて無能な人ですよ~!!」ってキャラ付けになってるのが気になりすぎてお話に集中できない……
何よりもイルベルドとヨツユが主人公側と対立するキャラクターとしてあまりにも勿体ない描かれ方してるのが非常に残念でした なんでこの立場でこんなにチープな悪役になっちゃったの……!?
二人ともエオルゼアとドマというそれぞれの社会からどんなふうに苦しめられてどんなふうに憎悪を募らせていったのか、彼らの憎しみに対して主人公たちは「社会の一端」としてどう責任を負うべきなのか、という大切なお話を背負わされているキーパーソンなのに 「それはそれとしてこいつらは悪役なのですっごいゲス演技をしてもらいます!!!」とばかりにインパクト重視の顔芸とセリフ回しをさせる事で全て台無しになっちゃってるのがすごく残念で…… FF14、何にでもマヨネーズかけるみたいにカットシーンでゲス顔ばっかりさせないでくれ……頼む……!!!!!!!!!!!(ついでに言えば闇の戦士のミコッテ&ルガディンの人たちもあんなに悪い顔させなくてよかったと思う!!!!!!!)
イルベルドもヨツユもキャラクターの根幹となる部分にはかなり厚みを持っていたはずなのに、”ゲスキャラ”としての比重が高くなりすぎて伝えるべきメッセージ性すら拭い去られる状態になってしまってるのがあまりにも勿体なく思います 彼らを見て「他責思考乙www」って思うだけで終わっちゃうプレイヤー、少なくないんじゃないか…… (イルベルドに関してはクルルの口から「面倒な事してくれたわね」みたいな事言わせてるのもギョッとしちゃった、あれはどういう意図で言わせてるセリフなんですか……!?) ただヨツユのほうはこの後も出番あるっぽいしそこでフォローがあるのかな
その他にも東アジアモチーフの都市で”胡散臭いデスマス異邦人”キャラを出してくる事の無邪気な排他性とか、性暴力の存在をたびたび匂わせてくるわりに描写の解像度が低いところとか(あんな環境だったら若い女性以外にも絶対被害出てるだろ!!!!!!!!!)、ヤンサやスイの里が明確に中華圏をモチーフにデザインされてるのに住んでるNPCはみんな日本語モチーフの名前な事の無神経さとか(特にヒューランは地域ごとにいろんな名前を見るからヤンサでは中華系の名前のNPCがいても良かったと思う)、要所要所で作り手の無神経さにモヤ……モヤ……!!としてしまいがちでした 正直終盤はシナリオ読んでるのしんどかった……”自由”って言葉の意味がどんどん軽くなってる気がして……
今のところ各種ジョブクエストやサブクエストのほうが紅蓮シナリオにおける大切な部分を拾っている気がするな……という印象がしています 彫金師のクエストで難民の自立をサポートする就業支援が始まったのはかなり好きだ~(これはまだクエスト進行中)
めちゃくちゃ不満点を並べてしまったけどアラガーナとヤンサで「戦う気力すらも権力に奪われた人たち」の話をやっている部分は新生~紅蓮全体を含めた中でもかなり好きな部分で、ユウギリの”立ち上がろうとしない人達を腹立たしいと思ってしまう感情”への向き合い方とかも含めてすごく誠実さが印象に残るシーンだったなと思います ここは本当に深い記憶に残るレベルで良かった……
あとエオルゼアでは神といえば蛮神の話になりがちで、アルフィノの無神論者寄りなトークにちょっと主語デカすぎかも……!?とたびたびハラハラしていたので アジムステップの地で違う宗教観や生命倫理が提示されてたのもよかったな ドタール族の魂の輪廻の概念好きですね……
なんか……やっぱ……全体的に勿体なかったな~~~!!!!!!!!!!!(総括)
▲折り畳みここまで▲
あとこれはプレイ開始時から継続してFF14に感じてる不満点なんですけど、10年前の価値観で書かれたテキストがそのままの形で残っているせいで最近遊び始めたプレイヤーとしてはかなりギョッとする事が多くて「現役でサービスを続けてる以上は最低限でいいから時代に合わせてテキスト修正してくれ……!!!!!!」と思います
公式のフォーラムをチラ見しても2014年の時点でオネェキャラの扱いとか”性別を超えた”って表現に指摘があったりするのに、今でも直してないって事はこういう意見が作り手から無視され続けてるんだな……って気持ちになっちゃうよ~…… ガンブレのジョブクエも男女バディ物としては大好きだけど「”男女の関係”ではない」って表現にはけっこうションボリしました
なんか……単純に今まで引っ掛かりを感じてきた部分が決壊してボロボロ零れてきたのがちょうど紅蓮のタイミングだったのかもしれない 最新のシナリオまで遊んだらこのへんの印象払拭できるといいのですが……!!
バトルやクラフトみたいなゲーム部分はずっと楽しくて、PvPにも手を出しはじめたり学者を触り始めたりしています あとイシュガルドにアパートを買った(チョコボの色を変えたかったので……)(あと蒼天街が好きすぎるので……)
そしてウデキキちゃん かわいすぎ LOVE……