11月のオンリーイベントに……申し込んだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

五億年ぶりのイベント参加です!!!!き……緊張するぜ。新刊につけたいタイトルもようやく決まったので後は頑張って良い作品になるように頑張ります!!!! 今回はわりと真面目寄りな内容の本になる予定……。後ほど同人情報のページ編集してもうちょっと詳細書いておこうかなと思います!
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NIGHTREGINは執行者のジャーナルを最後まで埋めました。執行者、やっぱりあの世界を舞台にジェンダークィアな存在と同時にミックスルーツの人を描こうとしたキャラクターでもあるように思えて、なんか、すごい……うれしかったな……!!!
▼以下執行者のジャーナルのネタバレを含むので折り畳み▼

ここ本当にSEKIROすぎるだろ!!!(好き)
執行者、「葦の国から流れて来た絵描きの巫女」と「エルデの地に根付く坩堝の騎士」の二者(と妖刀そのもの)が混ざり合った存在として描かれる事によって「男女のアイデンティティを両方持つ人」でもあると同時に「東洋と西洋、それぞれ別の土地をルーツに持つ二者から産まれた存在」としても描かれていて、複合的なマイノリティ要素を持っているキャラクター造形になっているのがもう……めちゃくちゃ、良いな……ってなりました。
彼の在り方を「単なるファンタジー上の両性具有or性別不明のキャラクター」として単純化する事は簡単にできるけど、現実でもクィアであると同時にミックスルーツでもある人は確実に存在しているから、私は彼のことを”ただのファンタジー”ではなく現実のメタファーとして受け止めたいんだよな。「複雑なアイデンティティに揺れる人が自分自身の出自を知り、自分を受け入れる」という流れもそういう人々が人生の中で常に経験している現実だと思うから……。
(執行者の代名詞については英語公式アカウントが執行者の事をhe/himで呼んでいたのでそこに準じて日本語でも彼と呼びたいと思います。個人的にはhe/himでノンバイナリーかつジェンダーフルイドな人なのかな~と解釈している……)

ジャーナル埋めた後に読み直すとここ本当に良すぎるな。 ”執行者”としての人格は絵描きと坩堝の騎士と妖刀の自我がそれぞれに残っている状態でもあるし、同時にその全てが融合した新たな命でもある状態で、彼はこの二つの間ですらも揺れ動いているのかな……と思った。
追憶の終わりで「目を逸らさず、生きて見せよ」という言葉を受け止めて未来へ進むのも、ありきたりかもしれないけどそのシンプルさが良かったね……。前向きで……夜が明けたその後への希望がめちゃくちゃある終わり方で……。

個人的にNIGHTREIGNの円卓って煉獄みたいな空間なのかな、みんな本当はもう死んでいて、夜が明けて黄金樹に還れるようになるまで未練を消化しながらここで過ごしてるのかな……?ってなんとなく思っていたんですけど、執行者には本当に彼自身の目で再び黄金樹を見る未来があってほしすぎる!!!!と心から思ってしまった。なんか……ELDEN本編でいつも黄金樹のこと燃やしてて本当にごめんね……。
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ジャーナルを通じて執行者の事がキャラクターとしてより好きになったというのもあるけど、ファンタジー世界を舞台としてこういう形で多様性を描こうとするフロムの姿勢を改めて好きだな~と感じられて……よかったです。そしてELDEN本編のDLCとSEKIROをちゃんとクリアしたいと改めて思った(正座)。